【電子書籍】

講演内容をまとめた自叙伝

「それでも、生きぬいた。」

著者・表紙イラスト:黒木瑞季

定価:500円 

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この国で「男子」として生きなければならなかった、「少女」がいた事を、あなたは知っていますか。

平和を象徴する「終戦記念日」の零時零分。ひとりの女の子がこの世に誕生した。だがその女の子は、なぜか「男の子」として育てられてしまう。自分を必死に押し殺し、能面のように過ごした幼少期。女子の中にも男子の中にも入れず、毎日毎日、独りトイレで過ごした昼休み。多感な少女期に、片想いの男子から放たれた「女だったら付き合ったのに」という残酷な現実。少女にもかかわらず、男子とのお風呂を強制された過去。お洒落に興味を持つ年頃に、男子の服を着せられる悲しみ。女子トイレを使う事さえ禁じられ、男子トイレを使わされる恥ずかしさ。幾多の試練が彼女に襲い掛かる。

時代の渦に呑まれながら、必死にありのままの自分で生きようと、もがき、苦しみ、嘆き、怒り、絶望の中で彼女が見出したものとは…。

少女の「魂の叫び」にも似た、衝撃の実話が、今ここに誕生。